2016-03-16 第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
地震が起きた直後は、一号機から三号機まで、運転中の原子力発電所は全て緊急スクラム、いわゆる停止をいたしました。そういった部分では、ここまでは通常の事故対応というか、やっておりましたが、その後、津波が参りまして全電源喪失をした、こういったことが大きな炉心溶融のきっかけだったと思います。
地震が起きた直後は、一号機から三号機まで、運転中の原子力発電所は全て緊急スクラム、いわゆる停止をいたしました。そういった部分では、ここまでは通常の事故対応というか、やっておりましたが、その後、津波が参りまして全電源喪失をした、こういったことが大きな炉心溶融のきっかけだったと思います。
とめるということは、地震のとき、緊急スクラムで制御棒が上がって、ラッチでとめて、とめるということには成功いたしました。 それは他の原発でも同じでございましたが、その後、第一原発については冷やすということを、DGが喪失して、もともとあったシステムが動かないので、消防車でじゃばじゃばかけるということを続けています。
話は前後いたしますが、今般の炉は、現在イギリスで、似たもので運転しておるものがございますし、ほとんどこれに近いもので現在建設中のものもございますが、そういうものにおきましては用いられておらない新たな安全装置が、日本の国情を考慮されて添加されておるわけでございまして、それのおもなものは、一つは、地震などのような場合にでも、緊急に炉の連鎖反応を数秒をもって停止することのできる、いわゆる緊急スクラム装置というもの
それで、先ほど申しましたように、フアーマー氏の対象としております炉は、地震に役に立つような緊急スクラム装置とか、それからダクト破損の場合の緊急炭酸ガス注入装置などが必ずしも想定されておらないと思っております。